【湘南の風景】超ワイドレンズ~望遠レンズで撮った写真比較

湘南からの富士山

超ワイドレンズを入手したので、超ワイドレンズから標準レンズ、望遠レンズまで揃ったので、レンズの違いで、どのように表現できるか、このフィッシュアイ広角レンズを中心に湘南の代表的な風景で比較してみた。同じカメラで検証するべきだが、今回は画角の違いでの表現比較なので、過去に2つのカメラ、3種類のレンズで撮った写真を比較した。

超ワイドレンズ:TTArtisan 11mm f/2.8 Fisheye

フィッシュアイで撮ったSUP


2020年のSUMMERデジタルカメラグランプリにて、サードパーティーミラーレス用で金賞を受賞しているレンズ。
2020年10月現在 ライカMマウント は、ビューファインダー付きで46000円程で販売されており、今回は新たにソニーEマウントとして2万円台で手軽に購入できる超ワイドレンズ(フィッシュアイレンズ)だ。
価格はアマゾンや、価格COMでも29700円となっている。2020年9月30日現在
TTArtisan 11mm f/2.8 Fisheye [ソニーE用] 

TTArtisan 11mm f/2.8 Fisheye

鎌倉・江ノ島の湘南海岸沿いでは、多くの人が写真を撮るので、誰が撮っても同じようになってしまう。
記念撮影の「
記録写真」であればそれでもいいのだが、やはりオリジナリティーある写真を撮りたい人や、自分の世界観を出すためには、レンズを変えて撮るのも1つの手段。
この日は曇りで富士山は顔を出さなかったが見えたとしても殆どわからない!

今回は、たまたま波乗りを終え、海から上がって来た人を見かけたのでシャッターを切った。
下から空を見上げるように煽って撮ったのだが、かなり近くでも全体像が写る。
私はアンダーから狙う時は、ソニー アングルファインダー (FDA-A1AM)を使う事もある。
どうしても、スマホのようにカメラの液晶画面を見ながらでの撮影が苦手だからだ。
純正のアングルファインダーは9000円前後なので、安く購入したい方は半額で購入できるミノルタかNeewerの製品を選ぶといい。
ソニー アングルファインダー FDA-A1AM
ソニー アングルファインダー FDA-A1AM

被写体となる人は、自分が撮られていると感じない為、自然な動作や仕草を撮る事ができる。
(あまりにも被写体との距離が近すぎて、自分が撮られていると感じないのだ)
また、手前が湾曲になるので、通常のワイドレンズでは表現できない写真を撮る事ができる。※使い方は後日、詳しく説明する。

コストパフォーマンスが高いレンズ

フルサイズミラーレスでは、フィッシュアイレンズの数もさほどないので、選択肢は限られており、3万円でお釣がくる価格は、お試しレンズとしては気軽に購入できる。

金賞を受賞しているレンズだけあり評判がいい

プロカメラマンの評価やYoutubeを見ると、価格の割に評判がよく、1度は試したくなるレンズ

レンズキャップは金属製で高級感もある

初めはライカMマウント用に発売されただけありライカのカメラに装着した写真を見るとかっこよく、ソニー α7 IIIに装着してもカッコいい!

2度おいしい!「ワイドレンズ」としても使う方法

フィッシュアイレンズは、常に使うものではなく、アクセントの1枚として撮りたい時に使うレンズ。被写体に水平に向けて撮ると歪みは殆どないのだが、下から煽って撮ったり角度を変えて撮るとフィッシュアイレンズ特有の写真を撮る事ができる。
実は、フィッシュアイレンズとしての他、歪みを抑えワイドレンズとして使う事もできる。

 標準ズームレンズ XF16-55mmF2.8 R LM WR

FUJIFILM 標準ズームレンズ XF16-55mmF2.8 R LM WR(35mm換算:24-84mm)
今回は焦点距離16mm(35mm換算で24mm)で撮った。
サーファーガールと富士山
サーファーガールと富士山

私が最も使っているレンズだった。このレンズ1本で殆ど撮れちゃうんじゃないかというくらい万能なレンズ。
鎌倉・江ノ島の風景にどのレンズを持っていくか迷ったら、私はこの画角のレンズを持っていく。
富士山は、16mm(35mm換算24mm)でも、サーファーの背景に添える感じ程度であまり強調しない程度に写る。
もう少し大きく映したい時には被写体から距離を置き、最大55mm(35mm換算84mm)で、撮ると背景の富士山も大きく写る。
美しく渚に写る雲が印象的だった。写真を頼まれたので、ついでに私のカメラでも撮らせてもらった1枚。

TAMRON(タムロン)70-180mm F/2.8 Di III VXD

180mm(APS-Cでは120mm程)で撮ると富士山も大きく写り存在感が出る。
TAMRON(タムロン)70-180mm F/2.8 Di III VXD

湘南からの富士山

被写体からはかなり遠くからになるので、カメラを気にしない自然な仕草を撮ることが出来る。カメラを始めたばかり人は望遠レンズで撮るといいかもしれない。
180mm(APS-Cでは120mm程)と
f2.8で背景が程よくボケて被写体にも目が行くように撮れる。

使用カメラ
富士フィルム X-Pro2
ソニーα7Ⅲ
使用レンズ
広角:TTArtisan 11mm f/2.8 Fisheye [ソニーE用]
標準レンズ:FUJIFILM XF16-55mmF2.8 R LM WR(35mm換算:24-84mm)
望遠レンズ:TAMRON(タムロン)70-180mm F/2.8 Di III VXD
カメラやレンズの賢い買い方は別のページでも紹介しているので
一読してもらうとお得に購入する事が出来ます。
富士フィルムの場合は、レンズによっては無料で、レンタルできるので、好みのレンズを探すのにはとても便利なサービスなので、私はよく使います。
富士フィルムレンタルサービス
カメラを始めたばかりの方は、いろいろな種類のレンズやカメラを試す事が出来るので、おススメです。

 



鎌倉・江ノ島の海岸撮影で潮と風砂を防御する100円グッズ

水面ギリギリの写真

【鎌倉・江ノ島周辺で海のベトベト対策】

鎌倉・江ノ島の海岸で撮影する機会が多い人は気が付いていると思いますが、風が強い日には潮でベトベトになりがちです。
ベトベトになるだけなら、まだよいのですが目に見えない砂ぼこりがカメラやレンズについてしまいますので私は首にぶら下げて長時間持ち歩きはしません。風の強い日は、いざとる時に、レンズのフィルターに潮がべったりという事もあるので、ふき取らないと行きません。
それだけでなく、カメラやレンズは電子部品なので、故障は起こるものだと考えておく事が必要だという事です。

イメージセンサーのクリーニング

 

特に鎌倉の海岸(七里ヶ浜、由比ガ浜)や江ノ島(片瀬海岸、鵠沼海岸)付近で撮影が多い人は、風が強い日は要注意です。
防塵・防滴でも微粒子は知らない間に入ってしまいます。
その結果、故障の原因になる事や、レンズの中にゴミがはいる事があったりイメージセンサーにゴミが付着する事があります。
1度でも、そんな経験のある人は、とても過敏になるはず。
過去に苦い経験がある私はなるべく海岸ではレンズ交換はしないようにしています。
どうしても交換する必要がある時には、風のない場所に移動して交換します。

カメラのイメージセンサーが汚れると写真も台無し

実際の過去に撮った写真を参考にしてみました。
特に青空を撮るとわかりやすいです。
撮った写真に斑点模様がついてしまいせっかくの写真が全て台無しになる事もあります。

汚れを確認する方法

絞り値を F11くらいに設定して快晴の真っ青な空を撮影します。
青を撮るとイメージセンサーの汚れ具合がわかりやすいです。白い〇で4か所汚れのある場所に印をつけてみました。
スマホだと画面が小さいので見ずらいかもしれません。

イメージセンサーの汚れ
カメラのイメージセンサーの汚れによる写真の汚れ

簡単なイメージセンサークリーニングは自分でできる

同じ箇所にシミが写っていた場合は、イメージセンサーのクリーニングを行います。
簡単な方法としてはブロワーで、カメラからレンズを外して、イメージセンサーに空気を2~3度吹きかけます。
その後、同じように何度か青空を数枚撮影して、シミがついていないか確認してください。
何度か繰り返し行い、それでも駄目な場合は、カメラメーカーのサポートセンターでイメージセンサーのクリーニングをした方がいいでしょう。

ブロワー
ブロワー

【大きいので使いやすいハイパワーブロワー】

白いハケはDAISOで100円でした。(これが結構使える)

【安くなっているKENKOのブロワーもおすすめ】

※注意
レンズを交換する時はブロワーで、カメラレンズの埃をとってから交換すると、イメージセンサーに埃がつくリスクを軽減できます。なるべくセンサーは下に向け、できる限り、海岸でのレンズ交換は避けましょう。

イメージセンサーのクリーニング費用

ブロワーなどで埃やゴミがとれない場合は、メーカーに頼むことになります。
私の場合は、年に数度はセンサークリーニングを出す事にしています。
(※せっかくの写真が台無しにしたくないので)
メーカー毎にイメージセンサーのクリーニング料金を私の使っているソニーと富士フィルムで調べてみました。

ソニー:3000円(税別)

ソニーの場合はいくつかのカメラ清掃のプランがあり、一番安価なもので3000円(税別)からのようです。
αあんしんプログラムに入っていれば会員優待でイメージセンサー表面清掃は

「半額の1500円」になるので、入ってかなりお得になります。
※αあんしんプログラムの詳細は、変更する場合もあるので ↓ こちらで確認してください。

ソニーストア

富士フィルム:Xシリーズは2,000円(税別)~

2020年9月15日に確認したところミラーレスカメラの種類により料金が異なり、2000円~になっていました。
(2018年頃は1500円でイメージセンサーのクリーニングを行っていました。)
Xシリーズは2000円、GFXシリーズは3000円です(どちらも税別)
サービスはFUJIFILM Imaging Plazaにもっていくか、宅配便で送る事になります。
ちなみに何度かイメージセンサーのクリーニングを行っていますが、毎回60分以内で終了しています。
FUJIFILM Imaging Plaza
富士フィルムでは、割引サービスは今は特にないようです。(数年前には割引回数券などがありました。)
その代わり、マイフジフィルムに登録すると、クイズに答えたりカメラの使い方などの無料セミナーなどに参加するだけでポイントが貯まり、そのポイントでいろんな物がいただけます。私はそれで、三脚を2本いただきました。
マイフジフィルム 登録
※サービスは時々変更があるので、随時確認してください。

 

イメージセンサーの簡易クリーニングで駄目な場合

結論! イメージセンサーのクリーニングはメーカーにより異なりますが、1500円~3000円程かかります。
それでも綺麗にならない事があります。
サービスセンターの方から「汚れを落とす事が出来ませんでした…」といわれ、その理由と可能性を言われた事があります。
その他の対策としては
、工場に一旦預け結果を待つ事になります。
(通常のイメージセンサーのクリーニング以上の料金がかかります。)
過去にカメラを分解しての作業をしてもらった事があり、その時は、技術料というものがかかりました。
料金は10,000~20.000円で、部品交換の場合は、部品代は別途かかりました。
イメージセンサーに傷がついてしまうとカメラそのものを、買い替える必要があるかもしれません。

私は過去にそのような経験があり、その時は、イメージセンサーにフィルムが張られており、それを差し替えるだけでよかったと言われました。カメラを買い替えるか、汚れたイメージセンサーで撮り続けなければいけないかと考えて少し落ち込んでました。

ミラーレスは、ミラーがない分、センサーにゴミが付きやすいので要注意ですね!

レンズを換えない人もいるとは思いますが、最低1年に1度はイメージセンサーのクリーニングをする事をお勧めします。

鎌倉・江ノ島の海岸で撮影する時の【100円グッズの汚れ対策】

100円グッズの汚れ対策

長時間使わない時にはカバンにしまう。もしくはカバーをかけるようにしています。
手軽な物は、100円ショップで買ったサポーター
レンズにも丁度よく、大き目のサポーターは、カメラのカバーになり、空中に舞った砂や潮よけだけでなく、傷がつきにくいという効果もあります。

カメラ用サポーター1
カメラ用サポーター

鎌倉・江ノ島 撮影用 波除け、雨除け 【その他 100円グッズ】

シャワーキャップ

波スレスレで写真を撮る時にお勧めなのが、100円ショップで購入したシャワーキャップです。ダイソーで100円12枚入っているものを購入し、何度も利用出来ます。水面ギリギリで撮ると、前ボケして立体感がでて、うまくなった気がする写真が撮れます。

ずっと使い使いたい!他の用途でも使いたい!
という人には、JJCレンズフード(忍者フード)がおススメです。
※このフードは、新江ノ島水族館で撮影する時にも力を発揮します。
そのレポートはまた次回に!

 

水面ギリギリの写真
水面ギリギリの写真を撮るには突然の波に注意!あらかじめその対策も必要
波スレスレで撮っていると、突然大きな波が来てずぶ濡れになるだけでなく、カメラやレンズに潮がかかる場合があります。
防塵、防滴仕様のカメラとレンズでもさすがに、潮は避けたいものです。

シャワーキャップをつけていれば、かなり安心して撮影出来ます。
波がかかったとしてもカメラには水しぶきはかかってませんでした。

シャワースプレーノズル

海岸の近くに住んでいる人であれば、砂まみれになっても問題ないと思いますが、都内などから来た人にとっては、砂砂の状態で、車の中に入るのは嫌なもの。

江の猫
ビーサンなどで海岸を歩く人向けです!
渚に入って撮る人はビーサンや裸足で入るので必要だよね!


まして電車で帰るとなったら砂は洗い落としたいものです。
そこで、こんなシャワーノズルがあると便利です。
ダイソーで100円の超人気商品だそうです。
このシャワースプレーは軽いので、空のペットボトルと一緒にもっていきます。
水道があるところであらかじめ、水を入れておき、撮影終了後に足についた砂などを洗い落とします。

シャワーノズル
シャワーノズル
江の島周辺の鵠沼海岸、辻堂や鎌倉の由比ガ浜には洗い場やシャワーがありますが、七里ヶ浜には有料のものしかなく遅い時間は利用が出来ません。サーファーは自動車の中にシャワーを積んできたりするので、七里ヶ浜でも大丈夫ですが、サーファーでない人はそこまでの準備はしません。
私は友人などを案内する場合には、空のペットボトルとシャワースプレーノズルをもっていって最後にこれで、砂を洗い流してもらってます。

 

無料でもらえる 可愛い江の島トートバッグ!

無料でもらえる 可愛い江の島トートバッグ!

江の島トートバッグ


このトートバッグ結構可愛い!
試しに、テッシュケース5個を入れてみた。
軽く入るので、江の島での買い物は勿論、普段のちょっとした買い物には丁度いい!
布製なので、勿論折りたためる。

これ無料!?
これ、普通に欲しいでしょ!

何か裏があるの?とついつい疑ってお土産を買ってしまいました。
江の島の西浦漁港に撮影に行った帰りにふらっとよった時は、知識がなかったのでもらえませんでした。

そんな不幸な人が出ないようにレポートさせてもらいます。

まず、江の島を歩いてたらこんな、張り紙をところどころで目にしました。

試しに500円以上の買い物をしてみたら、店員さんの反応が何もない!
「もらえないのかな~。もう在庫無いのかなー」と思い、自宅に帰って調べてみた。

 

江の島トートバッグのもらい方

条件はチラシを期間内にもっていくだけ(500円の食事と買い物は必要)

・トートバッグプレゼント対象店である事
対象店は上記のようなポスターがはってあります。
・期間は2020年8月20~10月18日までである事
・500円以上買い物か食事をする事(2000円以上買い物か、食事をすると2つもらえます)
・在庫がそのお店に、まだ残っている事
そのお店にトートバッグの在庫がまだ残っているか確認するといいかもしれないです。
・チラシを持って行く事(下記の写真のチラシです)
この簡単な条件で、可愛い「江ノ島トートバッグ」がもらえます。

ちなみに、このチラシは江の島観光案内所でもらえます。

2020年9月14日現在私が購入したお土産屋さんではまだ、在庫はありましたが、もう残り少ないそうです。

江の島内を歩き回りましたが、ポスター張っているお店は結構ありました。
これはあくまで私の勘ですが、お土産は、重くなるので、帰りに買う気がするので
江の島入口のお店は、在庫がなくなるのは早い気がします。
どうしても欲しい人は、江の島の上の方に行って食事やお土産を買って来るといいかと思います。

江の島のお土産で買ったもの

地元ですが、私は、遠方に住んでる姪っ子達の為に可愛いマスクを2枚購入してきました。
(江の島の入口にある布遊舎というお土産屋さんで購入)
色々なデザインの物があったので欲しい人はこちらの布遊舎さんで

今日は鎌倉・江ノ島の写真とは違いますが、鎌倉・江ノ島のお得情報でした!

チラシがもらえる江の島観光案内所はこちら

光を探して鎌倉・江ノ島らしい写真を撮ろう

鵠沼海岸の3サーファー

マンネリ化した友達へのアドバイス

江の猫
撮った写真が「いつも同じ写真になってしまうんだけど」どうしたらいいの?

海岸に行くと 「海」「富士山」「江ノ島」と、写真を撮るのには、背景としてうってつけの素材が湘南にはあります。
友達と一緒に富士山を背景に撮ったり、江ノ島を背景に撮るのもいいのですが、頻繁に、撮りに行く人は気が付きます。

「いつも同じ写真になってしまう」

昨日、都内から写真を撮りに来た写真の友達も同じような事を言ってました。
これはカメラを持って慣れてきた殆どの人がマンネリ化した時に思う事です。
試しに、カメラを借りて私の設定と同じにしてあげました。そして

「奥行き立体感のある構図を考える」
「鎌倉・江ノ島のスポットライトのあたる場所を探してみる」
「レンズを換えて自分の好みの写真を見つけてみる」

この3つを考えて撮ってみるよう自由撮影時間にしました。

奥行き立体感のある構図を考える

海を正面に撮ると、のっぺりした写真、二次元的になってしまいうので、奥行のある構図を考えて奥行感を出してもらいたかったのです。

とりあえず、こんな感じで撮ってみました。

カメラ:ソニー α7 III ボディ ILCE-7M3
絞り f9 シャッタースピード1/2000 iso800
設定はisoを下げてシャッタースピードを下げればよかったのですが、突然現れた被写体だったので、間に合いませんでした。
レンズ:TAMRON(タムロン)70-180mm F/2.8 Di III VXD

道がないと、綺麗な雲と富士山が写ってるだけの写真になりますが
白いドレスの女性と子供が道を歩いている構図を入れる事で、奥行きがでて二人の物語が生まれます。

これは、この親子だけを撮ったのではなく、先に構図を決めて後は主人公になる人物を待って、何枚か撮ったうちの1枚です。写真にそれぞれ異なる物語が写ってました。

 

カメラ:ソニー α7 III ボディ ILCE-7M3
絞り f9 シャッタースピード1/250 iso400
レンズ:TAMRON(タムロン)70-180mm F/2.8 Di III VXD
60mm

①カメラのシャドー、ハイトーン、ホワイトバランスを設定し明暗をつくる。

江の猫
カメラの設定を教えて!

Fujifilm x-pro2の場合には、シャドウトーンを設定して影の部分を明るくする設定があります。
サンセット、サンライズで白飛びしやすい逆光の場合もハイライトトーンを下げる事で白飛びを軽減する事が出来ます。
Fujifilm x-pro2の場合、自分の好みに応じてあらかじめ7個ほど自由に設定する事が出来るので、慣れてくると、とても便利です。

 

設定
Fujifilm x-pro2の設定

②被写体は明るい部分で映えるよう位置取りをする。

前方にはカメラを持った人がいっぱいいたので、バシャバシャと海へ入り撮ったのですが、こういう時は案外後ろに入り、位置をとると他の人の邪魔にならないと思います。

あと気を付けたいのが、風景の中の人にも気を使う事が必要だと思います。

相手が意識して撮られる写真はいいものが撮れにくいので、さりげなく風景の中の一部として撮りましょう。そうするとさりげない仕草もでて、物語を連想させられる写真が撮れます。

被写体の近くに寄り過ぎると撮ってる姿もよくないのですが、被写体になるサーファーさんも避けたり、構えてしまい、それが写った写真の中にも出てしまいます。

私の場合は、スポットライトがあたる場所、背景となる舞台を見つけたら、被写体は追いかけず、主人公が通るのを待ちます。

鎌倉・江ノ島のスポットライトを探す

~富士山、江ノ島がなくても光をつかまえれば湘南らしい写真は撮れる~

カメラ:ソニー α7 III ボディ ILCE-7M3
絞り f9 シャッタースピード1/125 iso400
レンズ:TAMRON(タムロン)70-180mm F/2.8 Di III VXD
180mm

雲ばかりで太陽が出てきそうにない時には、太陽の漏れてくる場所を探します。

富士山や江ノ島がなくても、鎌倉・江ノ島地域には湘南らしい写真が撮れる場所がいっぱいです。光の舞台を見つけたら、後は主人公を待つだけです。何枚か撮るだけで物語が見えてきます。

レンズをかえて自分の好みを知る

 

 

カメラ:ソニー α7 III ボディ ILCE-7M3
絞り f2.8 シャッタースピード1/500 iso50
レンズ:TAMRON(タムロン)70-180mm F/2.8 Di III VXD
180mm

オレンジ一色で多彩な色が出にくい日もあります。
そんな日は、海岸は立体感を出すのが難しくのっぺりした写真になりがちです。
先に書いた構図を考えたり、F値の低いレンズを使い前後をぼかして立体感を出します。
上の写真も色が出ない日だったので、手前の渚をボカシて上部の主人公に焦点をあて立体感を出し、サーファーと愛犬が遊ぶほのぼのした風景が撮れました。

F値が低いレンズを選ぶ

F値が同じでも、ワイドレンズや標準レンズは望遠に比べてボケにくいので

F1.8以下のレンズがお勧めです。(遠近感、立体感が出やすい)

※風景をメインに撮りたい人、後ろも前もくっきり撮りたいという人は別で、
 私の場合はF7~11位にしています。

望遠レンズ(出来ればF2.8位のレンズがおススメ)

安価な物や、キットレンズで購入したものは、f 値が高いものが多く、このような写真を撮るには向いていません。
また、明るくオートフォーカスのレンズは高価なので、なかなか手が出ないという人にいくつか探してみました。

今回はSONYαのEマウント、富士フィルムのXマウントのみです。

高いレンズは手を出せないでいる人向けの 富士フィルムのXマウント
オートフォーカスが比較的早く、手ごろなレンズです。写りもいい感じです。

富士フィルムメーカー製のレンズは作られた年が古いせいもありますが、こちらのレンズの方がオートフォーカスは早かったように思えます。

 お手軽な明るいレンズ

富士フィルム用 Xマウント

富士フィルム用 ワイドレンズ
VILTROX 23mm F1.4 STM XF プライムレンズ

富士フィルム用 中望遠単焦点レンズ
VILTROX 85MM F1.8 STM AF 

 

SONYαのEマウント

私が使っているものは、どれも純正ではありません。
SONY純正のものはとても高価という事、製造年代が古いので、サードパーティが作っている新しく性能と写りがよいレンズを使っています。
※様々なレンズを購入し、使わなくなったレンズは1年くらいで売ってしまいます。

TAMRON(タムロン)70-180mm F/2.8 Di III VXD
SIGMA 24-70mm F2.8 DGDN Art 
SIGMA 35mmF1.2 DG DN (Art)

入道雲を背景にどうやって縦横を使い分けているか!?(鎌倉・江ノ島の海辺)

入道雲とサーファー
江の猫
雲の撮り方に違いがあるの?


湘南地域にも台風シーズンになると入道雲が多く発生します。
台風前後には波も大きくなる傾向にあり、上手いサーファーが集まってくる傾向にあり、普段では撮れない1枚が撮れやすくなります。
今回は、鎌倉・江ノ島の入道雲をとる時に縦で撮ってる理由。横でも撮る理由を紹介していきます。
※撮影ポイントによってレンズを選択する方法は
「鎌倉・江ノ島の入道雲の撮影」で紹介していますので合わせてご覧ください。

入道雲とサーファー
~波を探すサーファーと夏雲~

SNSで使うかWEB素材で使うか!? メディアによって使い分けている

私の撮った湘南の写真の場合、企業のWebサイトやSNSで利用される事がよくあります。
どんなメディアで使われるかわからない事もあるので、最近は縦と横構図の両方で撮るようにしています。
パソコンで見る場合は横構図の方が大きく見え、スマホの場合縦構図の方が大きく見える為記事の内容も読んでくれやすくなります。インスタグラム(instaglam)の場合だと、せっかく考えて撮った構図も縦横の構図が崩れてしまうので、私個人としては、インスタグラム用を想定して撮ってないので、とても苦手です。

広がりと高さや奥行きで使い分けている

入道雲は縦で撮る事が多い傾向にあります。
空の青さを引き立てて「夏空」「夏雲」など夏をイメージさせたいからだと思います。
サンセットの場合は横に広がる傾向が多いので、横構図の方が多いです。

展望台から

文字スペースの配置を考える

私は広告代理店、IT企業でディレクターをしていた事から、写真を利用する事が多く、クライアントのイメージを読みとってからビジュアルやメッセージを考える事が多かったので、アイキャッチ(キャッチコピー)やリードの文章を入れるスペースを入れる事が多いです。
これは職業病なので、1枚の写真として完結させるカメラマンとは写真の考え方が異なると思います。

鎌倉・江ノ島周辺の撮影ポイントを思い浮かべる

形のいい雲を発見すると、その場で撮る事はしません。
まず、頭に浮かぶのは、あの雲は、鎌倉や江ノ島周辺で、フォトジェニックに撮る場合、どこから撮ったら引き立つか?
過去に見たお気に入りの写真集やポストカードを思い浮かべながら、自分の想像を掻き立てます。
雲は予想出来ない場所に出現するので、鎌倉・江ノ島周辺では、山側に雲が現れたらこの撮影ポイントで撮ろう。
海側に入道雲が現れたらこの坂道の撮影ポイントで撮ろう。
日頃から撮影ポイントを考えて自分のイメージを固めてスクラップブックしています。

今回使ったカメラsonyα7Ⅲとタムロンレンズ

今回使ったカメラはsonyα7ⅢとレンズTAMRON(タムロン)70-180mm F/2.8 Di III VXD です。
後で「しまった!」とならない購入の方法は
私のカメラとレンズの買い方
で紹介していますので合わせて読んで「しまった」と思わないようにしてください。

鎌倉・江ノ島の入道雲の撮影ポイントとカメラ機材

入道雲のチェックとカメラ機材

朝起きて、雲や風のチェックをする為に Youtube で湘南の5つ程のライブ中継を確認します。
でも、実際その場所に行かないと、空の色や、雲の形がわからないので、一番高い場所に行ってみます。
出発前には、天気図と雲の動き、ここ1時間の雨を確認し、30分後に雨が降る予報位だと近所の海岸に出かけます。数分で帰ってこれるので、これは地元の強み!

雲を背景にインパクトある写真にするレンズ

最近では、今年買ったばかりのソニー α7 III を持ち出す事が多く雲を背景にした撮影の時に使うレンズは下記の2つです。

[afTag id=291][afTag id=319]

全体を撮る時は
SIGMA 24-70mm F2.8 DGDN Art ソニーEマウント

クローズアップする用は

TAMRON(タムロン)70-180mm F/2.8 Di III VXD

雲をくっきり撮るPLフィルター

写真を撮った時「モヤッ」としてくっきりしない写真になる
そんな時は、PLフィルターを使って雲をくっきりします。
私が使っているのは82mmのものです。
[afTag id=423]


安いPLフィルターを買っては駄目です。
中華製のフィルターには安価なものもあり、私も買ってしまいました。
何となくわかってはいましたが、実際撮って見ると。
「やっぱり色被りしてました」
せっかくの絶景だったのに、フィルター1つのせいで無駄にしてしまった事もあります。そのフィルターは何度か確認の為に使ってはみましたが、今では箱にしまってしまいました。お金の無駄使いでした。
こんな理由でPLフィルターはいいもの1つだけ購入した方がいいです。
でも、フィルターに何万円もかけたくない。
レンズ買った方がいい!そう思うのもわかります。

私の場合、67mmレンズと77mm、82mmとフィルター径が多くあるので82mmのフィルター径を購入し67mm、77mmにはステップアップリングを購入して、使っています。

それぞれのフィルター径を買うと3万円を越えてしまいます。

高いフィルターを購入していろんなレンズで使いまわす

[afTag id=423]
これを1つ購入し、あとはお好みのステップアップリング(約500~1500円程度)を購入すると大方対応出来ます。
1つのフィルターでいろんなレンズで使いまわせる。
いろんなカメラで使いまわせる。
そう思って購入してみたら、自分の写真の幅がかなり広がりました。

PLフィルターの使用前と使用後

稲村ケ崎からの風景をPLフィルターを使って比較してみました。
PLフィルターを付けると少し暗くなるので、私は露出を少し開けて撮りました。

使用したフィルターはMARUMI PLフィルター EXUS サーキュラーPL82mm 
レンズは、67mmなので、ステップアップリングを使用しました。

使用前               使用後
[twenty20 img1=”462″ img2=”463″ offset=”0.5″]雲がはっきりわかると思います。

数日前には、「かなとこ雲」という雲が発生し見る人が皆さん驚愕されていました。

新海監督の『天気の子』にも紹介されている幻想的な雲でしたが、私も人生で初めて見た雲でした。
こちらは逆光気味だったのでPLフィルターの分少し光が落ちていい感じに映りました。青空と雲がくっきり映ってい現躁的な感じです。

かなとこ雲

かなとこ雲なんて、いつみられるかわからないもの。
スマホで撮って、眩しすぎた、くっきり映らないそんな人も多かったはずです。
そんな時にあってよかったPLフィルターでした。