ゴドックス Godox XProⅡ(トリガー)

SONYα7Ⅲで使ってたトリガー Godox X2TSONY α7Ⅳに取り付けられなく困っていた。(仕事でストロボが必要な時には、仕方なくSONYα7Ⅲで使っていたが、やっぱりSONY α7Ⅳを使ったら後には戻れない)

そんなところで、原因を探てみた。

まずは他のストロボがSONY α7Ⅳで動作するかを確認したところ動作するので、SONY α7Ⅳの故障ではない。トリガーGodoxX2Tのホットシューを削ってみたもののかなり渋く動作しないので、原因を探てみた。

【動作しない原因】

SONY α7Ⅳが故障してるか動か?(カメラ側の問題?)

まず、他のストロボがSONY α7Ⅳで動作するかを確認したところ動作するので、SONY α7Ⅳの故障ではない。トリガーGodox X2Tのホットシューを削ってみたもののかなり渋くSONY α7Ⅳにはなかなか入らず何とか、入っても動作しない。

トリガーGodox X2Tの故障?(ストロボ側の問題?)

SONYα7ⅢにGodox Godox X2Tをつけて光らせてみると、普通に使える。
Godox X2T単体の電子接触不良の問題ではないようだ。

【個人的結論】

結論としては、Godox X2TSONY α7Ⅳの物理的な相性の問題と判断し

壊れるのも嫌なので、思い切って、2023年5月時点で、日本国内では、まだ、発売されていない新しいトリガーGodox XProⅡ-Sを購入する事にした。

デザインとビルド品質

Godox XProⅡ-SとXProのデザインとビルド品質を比較。Godox XProⅡ-Sは、よりスリムでコンパクトなデザインを採用しており、より使いやすく持ち運びに便利。タイプの異なるGodox X2Tと比較すると、実際持った印象は同じ位。(両方とも100g以下)

ユーザーインターフェースと操作性:

 

Godox XProⅡ-Sは、ユーザーインターフェースと操作性の改善が見られ、大型のカラフルな液晶ディスプレイを備えており、情報の表示がより明確で直感的になった。
さらに、ボタンの配置も改善され、設定の変更がより簡単に行えるようになった。
XProはそれに比べると、小さなモノクロのディスプレイとボタンがあり、情報の表示や操作がやや制約されるかもしれない。単体で、使う時は大きなディスプレーで見やすくなるが個人的な意見として、ダイヤル操作でくるくる回して数値が変わるのはいいのだが、上下左右に押してもなんの機能もしないのは、もどかしい。カメラの用に上下左右で移動するようにして欲しい。

拡張性と互換性:

Godox XProⅡには、以前のモデルと同様に広範な互換性を持っており、Canon、Nikon、Sony、Fujifilm、Olympus/Panasonicなど、さまざまなカメラブランドに対応しているようだ。また、Godox XProⅡは、高速シンクロ(HSS)、マスター/スレーブ機能、ワイヤレスコントロールなどの機能も備えている。Godox XProも同様の互換性だが、Godox XProⅡと比較すると、一部の機能や拡張性での改善が見られる。

・E-TTLオートストロボ、HSSハイスピードシンクロ(1/8000秒まで)、ストロボなどに完全対応

・【Bluetoothでコントロール】スマホやタブレット(Apple & Android)からライトをコントロール可能

・【2.4GHZワイヤレスの安定した接続】1 6グループ32チャンネルのリモートコントロールとトリガー、1-99のワイヤレスID設定、干渉のない複数撮影

追加機能:

Godox XProⅡ-Sは、XProに比べて追加の機能を備えています。例えば、Godox XProⅡ-Sは、2.4GHz無線通信技術を採用しており、最大100メートルの距離まで信号を送信でき、ブラケット機能を備えており、カメラとフラッシュの間の光のバランスを調整することができる。

プライスポイントと総合評価:

価格について言えば、Godox XProⅡ-Sは日本国内では正規代理店からはまだ、販売されておらず、アマゾンでも、最近販売されたモデルである為、13000円前後(2023年4月には20000円を越えていた)。しかし、その追加機能やアップグレード、使いやすさの向上を考慮すると、その価値はあると言える。一方、XProは以前のモデルであり、9000円弱の価格で入手できる。

総合的に言えば、ゴドックスのGodox XProⅡ-Sは、XProと比較して機能と使いやすさの面で進化しており、デザインやビルド品質の改善、ユーザーインターフェースの向上、追加機能とアップグレードの導入などが特徴。
別のタイプGodox X2Tと比較しても、通信が強化された事もあるので、XProⅡをお勧めする。

どちらのモデルが最適かを判断する際には、自身の要件と予算を考慮しながら、機能や使いやすさの比較を行ってください。

結論:

Godox XProⅡ-Sは、ごっついGodox X2Tよりスリムでコンパクトで使いやすいデザインである。

 

モニターとボタン

Godox XProⅡ-S(XPro同様):

カメラの位置が目線から下でも、モニターとボタンが上部についている為、数値を見ながらの変更が可能

Godox X2T

モニターは側面にあり、上からは覗き込めない。

ただし、XProシリーズにはないホットシューがついている()

■写真(二台並べてのモニター)

ホットシュー設定

Godox XProⅡ-S:

金属接点部分が広くなった。

Godox X2T

プラスチック部分が多くわれる可能性あり
(V1などでは、割れるなどの報告もあり、ホットシュー部品だけの販売もある)

■写真(二台並べてのモニター)

【安定した光の供給】

何よりGodox XProⅡ-Sは2.4GHz無線通信技術が採用されたためか安定して光る。(Godox X2Tの場合光らなかった事もあった)自分として、一番大きかったのは、この部分である。

 

一度は、取り付けて光った事もあったGodox X2TSONY α7Ⅳだったが、
そもそも、Godox X2Tの数年後に発売されたSONY α7Ⅳなので、そもそも、対応していなかった可能性があるが、個体ハズレも考えられる。(レンズでも、サードパーティー製では、わずかなサイズの違いで合わない場合が事例としてあった。と量販店の人が言っていた。)