【鎌倉・江ノ島周辺で海のベトベト対策】
鎌倉・江ノ島の海岸で撮影する機会が多い人は気が付いていると思いますが、風が強い日には潮でベトベトになりがちです。
ベトベトになるだけなら、まだよいのですが目に見えない砂ぼこりがカメラやレンズについてしまいますので私は首にぶら下げて長時間持ち歩きはしません。風の強い日は、いざとる時に、レンズのフィルターに潮がべったりという事もあるので、ふき取らないと行きません。
それだけでなく、カメラやレンズは電子部品なので、故障は起こるものだと考えておく事が必要だという事です。
特に鎌倉の海岸(七里ヶ浜、由比ガ浜)や江ノ島(片瀬海岸、鵠沼海岸)付近で撮影が多い人は、風が強い日は要注意です。
防塵・防滴でも微粒子は知らない間に入ってしまいます。
その結果、故障の原因になる事や、レンズの中にゴミがはいる事があったりイメージセンサーにゴミが付着する事があります。
1度でも、そんな経験のある人は、とても過敏になるはず。
過去に苦い経験がある私はなるべく海岸ではレンズ交換はしないようにしています。
どうしても交換する必要がある時には、風のない場所に移動して交換します。
カメラのイメージセンサーが汚れると写真も台無し
実際の過去に撮った写真を参考にしてみました。
特に青空を撮るとわかりやすいです。
撮った写真に斑点模様がついてしまいせっかくの写真が全て台無しになる事もあります。
汚れを確認する方法
絞り値を F11くらいに設定して快晴の真っ青な空を撮影します。
青を撮るとイメージセンサーの汚れ具合がわかりやすいです。白い〇で4か所汚れのある場所に印をつけてみました。
スマホだと画面が小さいので見ずらいかもしれません。
簡単なイメージセンサークリーニングは自分でできる
同じ箇所にシミが写っていた場合は、イメージセンサーのクリーニングを行います。
簡単な方法としてはブロワーで、カメラからレンズを外して、イメージセンサーに空気を2~3度吹きかけます。
その後、同じように何度か青空を数枚撮影して、シミがついていないか確認してください。
何度か繰り返し行い、それでも駄目な場合は、カメラメーカーのサポートセンターでイメージセンサーのクリーニングをした方がいいでしょう。
白いハケはDAISOで100円でした。(これが結構使える)
レンズを交換する時はブロワーで、カメラレンズの埃をとってから交換すると、イメージセンサーに埃がつくリスクを軽減できます。なるべくセンサーは下に向け、できる限り、海岸でのレンズ交換は避けましょう。
イメージセンサーのクリーニング費用
ブロワーなどで埃やゴミがとれない場合は、メーカーに頼むことになります。
私の場合は、年に数度はセンサークリーニングを出す事にしています。
(※せっかくの写真が台無しにしたくないので)
メーカー毎にイメージセンサーのクリーニング料金を私の使っているソニーと富士フィルムで調べてみました。
ソニー:3000円(税別)~
αあんしんプログラムに入っていれば会員優待でイメージセンサー表面清掃は
「半額の1500円」になるので、入ってかなりお得になります。
※αあんしんプログラムの詳細は、変更する場合もあるので ↓ こちらで確認してください。
富士フィルム:Xシリーズは2,000円(税別)~
(2018年頃は1500円でイメージセンサーのクリーニングを行っていました。)
Xシリーズは2000円、GFXシリーズは3000円です(どちらも税別)
サービスはFUJIFILM Imaging Plazaにもっていくか、宅配便で送る事になります。
ちなみに何度かイメージセンサーのクリーニングを行っていますが、毎回60分以内で終了しています。
FUJIFILM Imaging Plaza
富士フィルムでは、割引サービスは今は特にないようです。(数年前には割引回数券などがありました。)
その代わり、マイフジフィルムに登録すると、クイズに答えたりカメラの使い方などの無料セミナーなどに参加するだけでポイントが貯まり、そのポイントでいろんな物がいただけます。私はそれで、三脚を2本いただきました。
マイフジフィルム 登録
※サービスは時々変更があるので、随時確認してください。
イメージセンサーの簡易クリーニングで駄目な場合
結論! イメージセンサーのクリーニングはメーカーにより異なりますが、1500円~3000円程かかります。
それでも綺麗にならない事があります。
サービスセンターの方から「汚れを落とす事が出来ませんでした…」といわれ、その理由と可能性を言われた事があります。
その他の対策としては、工場に一旦預け結果を待つ事になります。
(通常のイメージセンサーのクリーニング以上の料金がかかります。)
過去にカメラを分解しての作業をしてもらった事があり、その時は、技術料というものがかかりました。
料金は10,000~20.000円で、部品交換の場合は、部品代は別途かかりました。
イメージセンサーに傷がついてしまうとカメラそのものを、買い替える必要があるかもしれません。
私は過去にそのような経験があり、その時は、イメージセンサーにフィルムが張られており、それを差し替えるだけでよかったと言われました。カメラを買い替えるか、汚れたイメージセンサーで撮り続けなければいけないかと考えて少し落ち込んでました。
ミラーレスは、ミラーがない分、センサーにゴミが付きやすいので要注意ですね!
レンズを換えない人もいるとは思いますが、最低1年に1度はイメージセンサーのクリーニングをする事をお勧めします。
鎌倉・江ノ島の海岸で撮影する時の【100円グッズの汚れ対策】
100円グッズの汚れ対策
長時間使わない時にはカバンにしまう。もしくはカバーをかけるようにしています。
手軽な物は、100円ショップで買ったサポーター。
レンズにも丁度よく、大き目のサポーターは、カメラのカバーになり、空中に舞った砂や潮よけだけでなく、傷がつきにくいという効果もあります。
鎌倉・江ノ島 撮影用 波除け、雨除け 【その他 100円グッズ】
シャワーキャップ
波スレスレで写真を撮る時にお勧めなのが、100円ショップで購入したシャワーキャップです。ダイソーで100円12枚入っているものを購入し、何度も利用出来ます。水面ギリギリで撮ると、前ボケして立体感がでて、うまくなった気がする写真が撮れます。
ずっと使い使いたい!他の用途でも使いたい!
という人には、JJCレンズフード(忍者フード)がおススメです。
※このフードは、新江ノ島水族館で撮影する時にも力を発揮します。
そのレポートはまた次回に!
防塵、防滴仕様のカメラとレンズでもさすがに、潮は避けたいものです。
シャワーキャップをつけていれば、かなり安心して撮影出来ます。
波がかかったとしてもカメラには水しぶきはかかってませんでした。
シャワースプレーノズル
海岸の近くに住んでいる人であれば、砂まみれになっても問題ないと思いますが、都内などから来た人にとっては、砂砂の状態で、車の中に入るのは嫌なもの。
渚に入って撮る人はビーサンや裸足で入るので必要だよね!
まして電車で帰るとなったら砂は洗い落としたいものです。
そこで、こんなシャワーノズルがあると便利です。
ダイソーで100円の超人気商品だそうです。
このシャワースプレーは軽いので、空のペットボトルと一緒にもっていきます。
水道があるところであらかじめ、水を入れておき、撮影終了後に足についた砂などを洗い落とします。
私は友人などを案内する場合には、空のペットボトルとシャワースプレーノズルをもっていって最後にこれで、砂を洗い流してもらってます。